医療職の給与は上がりにくい——だからこそPTが実践している「固定費から削る」家計改善3ステップ

医療職の給与は上がりにくい——だからこそPTが実践している「固定費から削る」家計改善3ステップ

※本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます

頑張っているのに、給与がなかなか増えない。そう感じている医療職の方に、わたしが実際に動かした「固定費から削る」3ステップを紹介します。臨床13年の現役PTとして、意志力に頼らず毎月の支出を下げる仕組みを整えてきた経験をもとに書きました。


こんな人に向けて書きました

  • 節約しようとするたびに続かなかった経験がある
  • スマホ代・サブスク・電気代を見直したいが何から手をつけるか分からない
  • 忙しい医療職でも動かせる、負担の少ない方法を知りたい

目次

そもそも固定費と変動費、何が違うの?

固定費を1,000円下げると、毎月ずっと1,000円の余白が生まれます。変動費を1,000円削っても、それは「今月だけ」の話です。

家計の支出は、大きく2種類あります。

  • 固定費:毎月ほぼ同じ金額が出る費用(スマホ代・保険・サブスクなど)
  • 変動費:その月の行動で変わる費用(食費・交際費・衣類など)

変動費を削ろうとすると、毎月「今月も我慢しよう」と意識し続けなければなりません。意志力が必要で、疲れると崩れます。

固定費の見直しは「一度やれば終わり」です。格安SIMに切り替えた翌月から、何もしなくても支出が減ります。

デイケア勤務のPTは、勤務中に家計管理に使える時間がほとんどありません。だからこそ、一度の手間で継続的に効く固定費の最適化が、わたしたちの生活スタイルに合っています。


なぜ「節約しよう」と思っても続かないのか

変動費から削ろうとするから続かないのです。

仕事が終わったあとは疲れています。患者さんのリハビリを何人もこなし、記録を書き、申し送りをして帰宅する。その状態で「食費を抑えなきゃ」「コンビニを我慢しよう」と意識し続けるのは、かなりきつい。

わたしも最初はコンビニ代を削ろうとして失敗しました。疲れているときほど、手軽な食べ物や飲み物を買いたくなるのは当然です。

変動費の節約は「日々の選択を変え続けること」です。これは意志力の消耗戦で、疲れた日ほど崩れやすくなります。

固定費の見直しは、反対に「仕組みを変えること」です。一度変えてしまえば、意志力を使わずに毎月の支出が下がります。


PTが実践する固定費削減3ステップ

格安SIM・サブスク断捨離・電力見直しの3つを、順番に変えていくのが現実的です。

ステップ1:格安SIM切り替え

スマホ代は、固定費の中でも見直しやすさと効果のバランスが良い項目です。

大手キャリアから格安SIMに切り替えると、月のスマホ代が数千円単位で下がることがあります。わたしの場合も、スマホ関連の支出を変えたとき、数千円程度の月額差を感じました(契約内容や時期によって異なります)。

切り替え前に確認しておきたい3点はこちらです。

  1. 今の契約の解約タイミング(違約金・縛り期間が残っていないか)
  2. 使っているデータ量の平均(3ヶ月分の請求明細で確認)
  3. 対応しているスマホかどうか(SIMロック解除が必要な機種もある)

手続きは店頭よりオンラインのほうが早い場合が多いです。平日に1時間まとめて進めれば、だいたい完結します。

ステップ2:サブスク断捨離の5分チェック

毎月自動で引き落とされているサービスを、一度全部見える場所に出します。

やり方は、クレジットカードの明細を3ヶ月分だけ並べること。これだけで、気づかず続いていたサービスが浮かび上がります。

確認するのは次の4つです。

  • 動画・音楽・読書アプリ(複数契約していないか)
  • クラウドストレージ(Apple・Googleで重複していないか)
  • フィットネス系アプリ(ジムの会員証と併用していないか)
  • アプリ内課金(使っていないゲームや学習アプリ)

デイケアで忙しく働いていると、登録したことすら忘れているサービスがあります。わたしも明細を開いたとき、1年以上使っていないクラウドストレージの月額を見つけました。

「5分チェック」と名付けているのは、完璧に整理しようとすると止まるからです。まず「地図を作る」だけで十分。解約の判断はそのあとでも間に合います。

サブスクの整理ステップをもう少し丁寧にたどりたい方は、こちらの記事もご参考に。

サブスク見直しは何から始める?固定費の漏れを止める5手順

ステップ3:電力会社見直しの比較方法

電気代は毎月かかる固定費ですが、「乗り換えれば必ず安くなる」というわけではありません。生活パターンや契約内容によって結果は異なります。

比較を始める前に、まず確認するのは検針票(電気の請求明細)の使用量です。3ヶ月分を見ると、自分の生活パターンが見えてきます。

  • 朝・夜に使用が集中するか、昼間も在宅が多いか
  • 家族人数と生活時間帯

この確認なしにプランを選ぶと、「安くなると思ったのに変わらなかった」という結果になりやすいです。比較サイトで候補を絞ったあと、今の料金と丁寧に比べてみましょう。

電力会社の乗り換えで気をつけたい確認ポイントは、こちらで詳しくまとめています。

電力会社乗り換え注意点5つ 子育て家計で失敗しない確認手順


続けるコツ:「1ヶ月1削減ルール」

一度に全部変えようとしない。毎月1項目だけ変えれば、3ヶ月で3つの固定費が見直せます。

固定費の見直しを一気にやろうとして止まった経験があります。手続きの多さに圧倒されて、全部先送りしてしまうパターンです。そこで今は、「今月は1つだけ変える」と決めています。

  • 1ヶ月目:格安SIM切り替えを検討・申し込み
  • 2ヶ月目:サブスクの明細チェックと解約
  • 3ヶ月目:電力会社の比較と検討

この順番で進めると、手続きの疲れが分散されます。デイケア勤務は月中や月末に書類が集中する時期があるので、カレンダーで「今月の固定費DAY」を1日だけ確保しておくと、実行しやすくなります。

副業などで収入を増やす準備をするより前に、まず固定費の余白を作るのが順番として合っています。収益化の具体的な手続きを知りたい方は、こちらも参考になります。

PT・OT・STが副業を始めるための5手順まとめ【手続き編】


参考になった本

「固定費から先に削る」という考え方を整理するきっかけになったのが、両学長の書籍『お金の大学(改訂版)』です。

デイケアの仕事は記録や申し送りで帰宅後に疲れていることが多く、文字量の多い本はなかなか読み進められません。この本は図解が多く、臨床の合間や帰宅後の短い時間でも読み切れました。格安SIM・保険・電気代の見直し手順が「なぜその順番か」の理由付きで書かれていて、実際に読んでから格安SIMの見直しに動きました。固定費をどこから手をつければいいか迷っている方に、最初に読んでほしい一冊です。

Amazonで中身を見てみる(図解が多くて読みやすいです)


よくある質問

Q. 手続きが面倒で、どこから動けばいいか分かりません

まず「今月の電話代の明細を1枚開く」だけで大丈夫です。

手続きが面倒に感じるのは、全体を見ようとするからです。格安SIMなら「今の月額確認」だけ、サブスクなら「カード明細を1ヶ月分だけ開く」だけを最初の一歩にしてください。わたしも最初は「全部の固定費を一覧にしよう」と考えて止まりました。1つだけに絞ると動けます。

Q. 家族の同意がなかなか得られません

固定費の見直しは、削ることより「仕組みを変えること」だと伝えると通じやすいです。

「節約しよう」という言葉は、我慢・不便というイメージを持たれがちです。「今と同じ生活をしながら、毎月数千円余白が増える仕組みに変える」という言い方のほうが、家族の反応が変わることがあります。格安SIMを例にするなら、「電波が使えなくなるわけではない、毎月の引き落とし先が変わるだけ」と説明すると、不安が減りやすいです。


まとめ:PTが固定費から始める3つの理由

  • 変動費の節約は意志力が必要で、疲れている日ほど続かない
  • 固定費は「一度変えれば毎月効く」仕組みの改善
  • 格安SIM・サブスク断捨離・電力見直しは、PT生活のスキマ時間でも動かせる
  • 「1ヶ月1削減ルール」で焦らず、着実に変えていく

給与が上がりにくい職種だからこそ、支出を整えることで家計の余白を作る。それが、わたしが13年の臨床経験を経てたどり着いた、お金との向き合い方です。

まず今月は、スマホの明細を1枚開いてみてください。 それだけが、今日できる1行動です。

固定費を削る順番や考え方をもう一歩深く整理したい方は、この本が手がかりになります。

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著者:現役PT(理学療法士)
理学療法士として臨床13年、現在はデイケアで勤務。医療職のリアルな家計事情と、シンプルに続く固定費管理の方法を発信しています。


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この記事を書いた人

理学療法士(国家資格)・臨床13年。デイケア(通所リハビリ)で高齢者のリハビリ支援に携わる現役の医療職です。フルタイム勤務×子育ての中で「減らして整える」シンプルライフを実践し、その記録を発信。リハビリで学んだ「足すより整える」考え方を、暮らしと仕事に応用しています。

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